EMDR+トラウマケア関連動画。調べるほどに色んな治療法が出てくる。
トラウマ記憶もセピア色に、「EMDR」の驚異 (2ページ目):日経ビジネス電子版
"【「EMDR」という手法について】
「EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作および再処理法)」は、1989年にアメリカの臨床心理士、フランシーン・シャピロ博士によって発表された比較的新しいトラウマやPTSDの治療法。クライアント(患者)はトラウマの体験の元になった辛い過去の記憶を思い出しながら、精神科医やセラピスト(心理療法士)の素早くリズミカルな指先の動きを目で追い、左右に眼球を動かす(左右の手へのタッピングや音刺激など、「両側性」の刺激を身体に与える場合もある)。EMDRのセッション(治療)の過程では、当初の記憶に関連した別の記憶を想起するので、想起した別の記憶にさらに焦点を当てながら再び眼球を左右に動かす。この作業を繰り返すうちにトラウマ記憶が脱感作され(苦痛な記憶による症状が減退していき)、記憶に対して新たな理解や意味づけをともなう「適応的情報処理」と呼ばれるプロセスを経て、普通の記憶の一つへと変化していくと考えられている。その効果は目覚ましく、トラウマやPTSDなどといった各種の病態を、短期間で快方へ導くことが可能だ。"
"トラウマやPTSDのメカニズムについて説明する時に、私がしばしば例に挙げるのは次のような話です。
仮に誰かから300グラムのお肉をもらったら、家に帰って料理して自分の糧にすることができますよね。でも、もしもらった肉が30キロもあったら? 大量すぎるので冷凍するしかありません。このたとえ話と同様に、事件や事故などに遭遇したとき、それが心の耐えられる許容量を超えた圧倒的な体験であった場合、その体験を一度に咀嚼することはできず、脳の中でそのときの感情や感覚をともなったまま“冷凍保存”してしまうのです。それがトラウマ記憶となってしまいます。
この記憶は、普通の記憶とは異なり、なるべく思い出さなくてすむように脳にしまい込まれます。いわば、壁で隔てられた特別の冷凍庫に入れて保存されているようなものです。そこにはトラウマを受けたときの五感や感情、思考や認知が、生のままの状態で保存されています。
そして、その記憶が何らかのトリガー(引き金となる刺激)によって解凍されるとき、それが「今」「ここ」で起きているかのように脳の中で再現されてしまいます。もしくは、覚醒水準が落ちているときに、そのときの記憶や感覚がまるで「入り込んでくるように」感じる再体験が起こったりもします。いずれも、そのときの感覚や感情が、生々しくよみがえるため大変苦しいものです。"
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Much improved (faster, 1 Hz) ver. of 1 hour EMDR Eye Movement Desensitization and Reprocessing
数日、自己分析兼ねて自己流でEMDRやってるけど確かに効果感じる。ネガティブな思い込みに気づきやすくて、日常の些細な不安も減らせた気がする。
長時間見続けると眼が疲れる。
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他、トラウマケア関連。
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トラウマは身体、感情、思考、認知、脳、人間関係など様々な面に影響を与えるものだから多角的、総合的に治療していくのがバランス取れて良さそう。さらにはストレスケアも必要。
ある治療法では中々クリアできなかったトラウマが別の方法でなら簡単にクリアできる、ということもあるかもしれない。