「あたらしくない展」イベントレポート 日時: 2022年5月3日(火)〜6日(金) 場所: 茅スタジオ 書手: 室谷明津子

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最初に「あたらしくない展」と聞いて面白いと思ったのは、ふだん「あたらしいもの」ばかりを購入し、消費している自分の生活スタイルに亀裂を入れるパワーを感じたから。

しかも、扱うのは衣服。

私の場合、「あたらしくない衣服」と聞いて思い浮かべたのは「古着、学生時代に買ってたなあ。お金がなかったし、若いうちは勢いでなんでも着れたから」という、割とネガティブなこと。

それが展示を見て、ワークショップに参加して、自分でもびっくりするくらいイメージがひっくり返りました。その経験についてレポートします。

今回の展示を主宰する茶畑ゆかさん(写真左・通称ゆかさん)は、あたらしくない衣服について、

「それまでに誰かが使ったことのあるものや、B品などではねられたもの、はぎれで捨てられるはずだったもの、個人が大事にしてきた古い衣服など」

と定義します。

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